亀齢堂の漢方相談について

当店では現代医学も学んだ薬剤師として、
漢方的診断法だけに頼らず、現代の診断方法も参考にしております。

漢方相談にお越しの節は、病院の検診結果などをお持ちの方は、ご持参くださいますようお願いしております。
当薬局では日本における漢方薬の薬理学のパイオニアで、50年以上にわたり薬草の薬効の研究をしていらっしゃる
医学博士・薬剤師の山原條二先生を顧問に迎え、日々研鑽を重ねております。

さらに山原先生による漢方相談も承っております。
漢方相談は予約制になっておりますので、まずはお電話お願い致します。

漢方の四診

(ぼう)(しん)
(ぶん)(しん)
問診(もんしん)
(せつ)(しん)
という主に四種類の診断方法があり、四診と言われたりします。

望診

患者様の顔色や体格、特に病因が侵入してくる場所と考えられている腠(そう)()という肌のきめなどを細かく観察しますが、
これは機器では出来ず、かなりの経験が無いと見極められません。また舌診と言って舌の苔の状態や色を見たりするのも望診のひとつです。

聞診

患者様の声の調子や咳などを聴いたりすることで、口臭や体臭など臭気を嗅ぐのも聞診です。

問診

患者さんの訴えや症状を聞くことで、正しい診断につなげる為にも上手に聞いていかなければなりません。
また患者様によっては話を聞いてあげるだけで、気分がすっきりして良くなることもありとても大切な事です

切診

脈診や腹診などがあり、脈診は脈を診て脈数だけではなく、早いとか遅いとか、浮いているとか沈んでいるとかなどで体、特に経絡の状態などを判断します。
韓国ドラマなどにも脈をみているシーンなどがよく出てきますので、皆様も形だけはお馴染みかと思います。
腹診は主に日本で独自に発達したものと言われており、腹部や腹直筋の緊張や膨満や弾力や抵抗感などを実際にお腹に触って診察します。

ただこれらの四診のうち切診、つまり患者様の体に触って診断する事は、現在の法律では私のような薬剤師には許されておりません。
医師や鍼灸師には許されており、また鍼灸師は脈診の訓練もします。ですが鍼灸師は薬を調剤したり販売したりすることはできません。
ですから漢方を漢方として、極めたいと言う人は、薬剤師と鍼灸師の両方の資格を取ったりします。
切診は、経絡なども含め人間の叡智の結晶ではありますが、長い歴史の間にいろいろな流派ができたり、
判断基準が極めて相対的で、血液検査や尿検査、レントゲン、エコー、CTなどの無い時代の苦肉の診断法という面もあります。