シドニー大学薬学部名誉教授
特定非営利活動法人天然資源開発機構 理事長
医学博士 山 原 條 二
スギ花粉症の低年齢化が問題となっています。しかし、春の花粉症だけではなく秋型花粉症が空中飛散花粉調査からも「秋型花粉症」の増加を裏付けています。カナムグラ(クワ科、ホップの仲間)、ヨモギ、ブタクサ(キク科)など大変増加している花粉です。しかし、全てのヒトが花粉症になるわけではありません。
抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤に依存しないで、花粉症の根本原因を考えてみる必要があります。水の巡りを損なう生活習慣が症状を悪化させています。
冬に西瓜やソフトドリンクのような体を冷やすものを多食多飲、砂糖とりわけ「異性化糖」の摂取過多と汗をかくことを忘れた生活に原因があります。

ヨモギ

イラクサ

