青蘘(せいじょう)粉末(胡麻黒八®)

老化は細胞レベルから始まります
AGEs(糖化最終産物)は加齢と共に増加する化合物で、一度生成されると体内ではそう簡単には分解・排泄されず、長期間貯留し、体の組織を構成する重要因子のタンパク質を変性することから機能の障害を誘発する原因となります。
日頃、よく健康記事や広告などで目にされることのある“コラーゲン”、このコラーゲンもタンパク質の一種です。純白であるはずのコラーゲン、そのアミノ酸部分と糖が体内で結合し、褐変し、弾性の失われた“糖化コラーゲン”が生成されます。これが肌のシワやたるみ、またくすみや肌荒れの原因物質です。それだけでなく、糖化コラーゲンは骨を造る機能も低下させてしまい、骨量や骨質の中味も低下させ、骨折しやすくもなります。これが血管で発生すれば動脈硬化を、眼では老眼やさらに白内障まで引き起こします。
こういったAGEsに代表される損傷タンパク質は、肌や髪の毛だけでなく体全体の機能の低下を招来します。ですから、長期間かかって発病する多くの病因で現代医療が手古摺っている多くの病気、例えば、脳機能に関わる病である認知症、眼や内臓、そして循環器系に関わる病や糖尿病、ガン、更年期障害などの様々な疾患には、劣化したタンパク質が組織に過剰に蓄積することが関与しているとわかって来ました。
青蘘(せいじょう)とは・・・
青蘘と言っても「それは何だろう?」と思われる方が大勢を占めるのではないかと思います。そもそも読み方すら知られていない単語・名前です。この「青蘘」、これは皆様が普段、お浸しのあえ衣や薬味としてお召し上がりの胡麻、その胡麻の成長した葉のことなのです。
胡麻葉は、約2100年前の前漢の時代に出版ともいわれる中国最古の生薬の書物である『神農本草経』にすでに“青蘘(せいじょう)”として収載されており、当時、その有用性が認知されていたことがうかがえます。しかし、近年は漢方処方などで用いられることはなく、忘れられてしまった生薬です。食用としても世界の一部地域で食されているだけで、日本でも喜界島で健康茶として用いられる程度です。
ところが、この青蘘にはヒトの体の調節機能に働きかける機能性成分であるフラボノイド、フェニールプロパノイド、そしてイリドイドといった化合物が含有されています。その他、骨形成にかかせないビタミンKも豊富に含んでいます。
青蘘の力
これらの成分を含有する青蘘はAGEsや酸化タンパク質といった種々の損傷タンパク質やアルツハイマー型認知症の原因物質となる損傷タンパク質の一種であるアミロイドβ生成を抑制/分解することが試験で明らかになっています。特に胡麻黒八®青蘘粉末に使用している胡麻葉はその品種の選抜だけでなく、栽培、収穫時期、加工法にもこだわり、薬効成分の高含有、高品質なものとなっています。
人生100年時代、細胞の入れ替りが少なくなった成人後の80年を健康に生き続けるために、まさに温故知新を体現した「胡麻黒八®青蘘末」を食生活の一部に!
この胡麻黒八®青蘘末が特許製品となりました。
特許7716108「変性タンパク質低減剤およびその製造方法」
近頃、色々なところで話題になっているAGEs(糖化最終産物)も変性タンパク質です。胡麻黒八®青蘘末はこの変性タンパク質低減剤として特許が認められました。
(青蘘(胡麻黒八®青蘘)について、詳しくは山原條二著『青蘘の科学』を参照ください。ページ下部に出版元(認定特定非営利活動法人天然薬用資源開発機構)のリンクがあります。)
お召し上がり方
1回1gを1日3回、もしくは1回1.5gを1日2回摂取してください。(小匙すりきり1杯で約1.5gです。)
食材(野菜炒め、味噌汁、ひじき煮などの煮物にまぜて)として、あるいはお湯に溶かして服用などでお召し上がりください。胡麻葉の特長として苦味を感じられる方もおられますが、苦味成分も薬効成分の一つですので、問題ありません。また、上記よりも多めに摂取されても問題ありません。
―そのままお召し上がりになる場合―
- 青蘘末1.5g(小匙すりきり1杯)を皿やコップに移す。
- 小匙1杯くらいの温湯(約5ml)を少しずつ加える。
- 摂食しやすい程度のペースト状になったら全量お召し上がりください。ハチミツやヨーグルトなど加えてお召し上がりいただいても構いません。
- その皿やコップをタオル等で保温し、15-20分後に摂食していただくと、苦味が気にならずにお召し上がりいただけます。
- 口直しにお茶など服用いただいても構いません。
ペーストにして食べられますので、お年寄りでも寝たきりの方でも安心して召し上がれます。
粉末にむせたり、粒が喉に引っかかったり、液ダレすることもありません。